
坂町の最北部、安芸区矢野と接するエリアが、北新地。その名の通り、昭和50年代に行われた海田湾埋め立て事業により、広大な埋立地が出来た。かつての海岸線の面影もない。この埋立地は、約60パーセントが坂町、約30パーセントが安芸区矢野、約10パーセントが海田町となっている。今回は、坂町北新地と、坂町の東部流通団地エリアを中心にご紹介します。
上の写真は北新地2丁目。国道31号線牛の首から東部流通団地入口交差点方面。左が、国道31線のかつての旧道。左が現在の国道31号線。前方のはるやまのあたりが、昭和50年前半まで海岸線であり、海が広がっていた。

国道31号線旧道。ガードレールに囲まれているものの、左側に、かつての国道だった痕跡としてセンターラインが残っている。

右側が現在の国道31号線。右にはフジグラン安芸。約400メートルで、再び旧道と新道は合流する

山とJR呉線の細越トンネルに平行して、旧道が走っていた。現在、桜並木が美しく咲き誇っている。道路の一部は駐車場として使われている。店舗があるあたりが、かつての海岸線。

南側の旧道・新道の合流地点を矢野・海田方面に向って望む。右が旧道、そしてJR呉線

上の同じ場所から新道。左が東部流通団地。右はパワーセンター坂。