
海田町役場の移転問題が混沌としている。町は、7日、2012年度末の移転期限を目指した新庁舎の完成時期を、、2014年度末にずれ込むとの見通しを明らかにしました。
移転先を、窪町のJR海田市駅南口とする海田町の方針に、町議会が反発。現在も対立が続いている為に、2年も移転スケジュールが延期される事態に
町は、再開発事業と連動して26階建ての大型ビルを建設、マンションと海田町役場が入り、商業施設棟も建設する計画を描いている。しかし、町民アンケートで最多得票だった、幸町の町営プール跡地を尊重すべきの意見が、町議会の中から出ており、一本化に至っていない。駅前再開発のリスクを懸念する意見もある。
JR高架化にともなう、現在の町役場の移転期限は、2013年3月末。
このため、2013年1月から、2015年3月末までの2年余りを、県海田合同庁舎に仮庁舎を借りることを検討している。

海田町役場の仮庁舎を予定している県海田合同庁舎

役場移転の住民アンケートでもっとも支持を得た、町営プール。海田中学校に隣接している。ただ、どちらも海田市駅付近となる、海田市駅前南口と、現町役場の隣接地の2案を合計すると、町営プールの票を上回る