2年ぶりに、熊野町の景勝地・ゆるぎ岩・ゆるぎ観音と磨崖仏へ訪れてみました。2年前の記事、覚えてらっしゃる方もいるかな?
ゆるぎ観音。熊野町、筆の里工房から車で5分程度山に入ると出会える
ゆるぎ観音霊水。熊野町の名水として親しまれている。ゆるぎ岩・ゆるぎ観音の駐車場そばにあります。車で水を汲みに訪れる人もいる。
江戸時代の書物「芸藩通史」に、安芸の国の古跡・景勝地の紹介の中に、この「ゆるぎ石・幅5尺、長さ7尺」「皆一夫の力にてゆるがすべし」と記されている。微妙なバランスで重なっている大きな岩。とても不思議ではある。
1865年、水木嘉右衛門が、病床の際、夢に現れた観世音菩薩を、現在のゆるぎ岩に安置して、病気が全快したと、観音堂由来記に書かれている。現在点在する磨崖仏は、水木嘉右衛門の発願で、1868年から毎年1体づつ刻まれてきました。36体が、大正初期に完成。信仰の地として、現在も多くの参拝者があって、礼祭も行われています。
2年前の記事
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