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安芸区スタイルブログ 安芸区+海田町・坂町・熊野町
2015年 11月 06日
海田町長選挙が終わり、海田町役場はどちらに移転?
去る2015年11月1日、海田町長選挙・海田町議会議員補欠選挙が行われ、西田祐三氏が現職で4選を目指した山岡寛次氏を破って初当選を果たしました。町議だった西田氏の立候補に伴い行われた、海田町議会議員補欠選挙も、西田氏側の富永やよい氏が、山岡氏側の谷本守正氏候を抑えて初当選となりました。

当選した西田氏と富永氏は、「県海田合同庁舎跡への町役場の移転・早急に結論」を軸に選挙戦を進めました。旧東海田町を地盤とする西田氏なので、旧東海田町から近い、そして海田町の中心に当たる合同庁舎が町役場によいという考え。もちろん、南口に新しい庁舎を作るより費用的負担が少ないという点もある。そして、駅南口は民間の開発でにぎわいづくりをという考え方でもあった。南口に町役場を建設してもにぎわいはそこまで生まれない・・・

写真は、県海田合同庁舎。空き施設になって、4年近くなるので、駐車場などに雑草も目立っている。町の中心なので、海田市地区、海田東地区、海田南地区、海田西地区、それぞれの地区から均等の距離となる。町の住人にとっては、車や自転車、徒歩では行きやすい。ただ、海田市駅からは遠くなる。
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一方、山岡氏と谷本氏は、「JR海田市駅前南口への町役場移転・結論は慎重に」立体交差事業の進捗を見て、移転を進めていこうという慎重姿勢だった山岡氏。そして持論は、JR海田市駅南口への移転。交通至便で、町外者や通勤者に便利。駅前の再開発が進むという持論。当初は、マンションとの複合施設を計画していたものの、採算面や今後の建物の管理の煩雑さから、単独での庁舎建設へと計画を変更し、完成予想図なども作られていた。合同庁舎の建物を耐震化・改装しても、駅前南口に新しく建設する費用とほぼ変わらない、合同庁舎は、駅から徒歩20分くらいかかり、バスも少ないという点も強調されていた。

写真は海田市駅南口の町役場建設を計画していた場所。空地部分は、現在コイン駐車場として活用されている。せっかくの駅前、なにかにぎわいのある施設の建設を住民は望んでいるはず。商業施設とか建設したら、町の顔にふさわしくなるような気がする。町の西端であるので、海田東や海田南地区からは、かなり遠くなってしまう。そもそも、安芸区との境界線まで歩いて2.3分。安芸区役所までも、歩いて10分かからないくらいの場所。全国でもっとも、役場と役場の間が短いということになる
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なかなか進捗しない町役場移転問題、そして海田市駅南口再開発に、海田町民は苛立ちを感じていた部分はあったのかもしれない。海田町が、新しく動くこと、変わることが必要という民意が強かったのでしょう

西田氏は、庁舎移転先の住民投票は考えていないと明言しているので、
今後、海田町役場の移転は、合同庁舎跡を軸に進められる。
ただ、クローズアップされるのは、合同庁舎の改装・耐震化か、取り壊しての新築かというところ、そして、なかなか決まらない海田市駅南口の土地に何を建てるか?だと思います。

by cobalt_01 | 2015-11-06 05:50 | 公共施設
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